わたしにとってなかまるくんってなんだろうか。
(以下、突然始まる夢小説)
はじめは中学1年生のわたし、2年生のあかにしくん、3年生のなかまるくんっていう設定ね。
わたしは学校一の人気者爆モテあかにしくんのことを影ながら好きなんだけど、直接お話したこともないし、遠くから見ていられるだけでいいって思ってるのね。そんなあかにしくんが一番心を許してて、ちょっかいかけにいってるのがなかまるくん。クソチャライケ男。あかにしくんのお兄ちゃんみたいな感じ。ふたりは部活(サッカー部)も同じでだいたい一緒にいるから、わたしはいつも微笑ましいな〜って思いながらそっとふたりを見ていた。
あるとき、あかにしくんが突然遠くに転校することになっちゃうの。わたしは彼にひとことも思いを告げることのないまま。中学生の淡い恋は終了する。
そしてそのまま時は流れて、わたしは大学生に。たまたま勧誘されたサークルの飲み会で、なかまるくんと再会するの。うわ、なかまる先輩だ、ずいぶんと丸くなったなあ、そういえばあかにし先輩とはまだ仲いいのかな、まあどっちみちわたしのことなんて知っているはずもないので適当にやりすごそうと思っていたら当然「ねえ、地元どこ?」って聞かれるの。わたしが答えると、「おっやっぱ一緒じゃん。◯◯中でしょ。俺君のこと覚えてるよ、いっつも赤西のこと見てたよね?」えっわたしそんなに露骨に見てましたか超恥ずかしいんですけどなんかすいません〜〜とかなんとかもにょもにょ言うわたしに、
「いやあのときね、君は赤西を見てたかもしれないけど、俺は君のこと見てたんだ」…
とか言われたい人生だったナ〜〜!!!!!!(大の字)
すみませんほんとすみませんお付き合いありがとうございました…合掌…
でもわたしにとってなかまるくんってまさにこんな感じなんですわ。
大学生になってかつんに引き戻されたのは間違いなくなかまるくんのおかげ。かつんの自担は永久欠番じゃないんだよ。わたしは中丸担です。
それまでのわたしは、アイドルは顔と歌とダンスが刺されば良いっていうスタンスだったんですが、なかまるくんに関しては間違いなく人間性です。真面目で誠実、なんでもこなせる器用さと、たまに出る口の悪さとかいいかげんさのギャップ。リア恋だし俗世に生きてます感滲み出してるけど、ちゃーんと自分のアイドル美学を持ってるのめちゃくちゃかっこいいです。
どうでもいいんだけどわたしの母親は結婚するならなかまるくんみたいな男にしなさいと言ってきます。だいたい毎週シューイチ一緒に見てるんですけど、あんまり執着心がなさそう、良い意味でドライなところが推せる、とのことです。なるほど。
今も昔も、かつんみんなの精神的支柱は彼なんだと思います。真ん中って感じ。みんななかまるくんのことだいすきなんだろうなあ。わたしもそんな彼がだいすきだ。
中丸雄一さん、34歳おめでとうございます🎉🍾🎂🎁🌹
あなたのこれからの人生に幸多きことをお祈りしております。